田原本周辺で発掘された絵画土器の文様を豆皿に
「神奈備(かんなび)」とは、神霊の鎮座する山や森のこと。
陶芸家・藤白小鈴の作品には、古代の息吹が宿ります。
ご紹介する豆皿は、奈良県・田原本町にある弥生時代の環濠(かんごう)遺跡「唐古・鍵遺跡」周辺の出土物(土器片)に描かれた5つの文様を写し取ったもの。
シンプルな色付に古人(いにしえびと)の描いた絵画文様がおしゃれな豆皿をお届けいたします。
サイズは直径約9cmと豆皿としては少し大きめなので、醤油など調味料を入れる小皿や食器としてだけでなく、飾り皿やアクセサリーなどの小物入れとして。
日常に彩を添えるアイテムにも、引出物など大切な方へ贈るギフトにも最適です。
弥生時代などの古代ファンには、ぜひとも手に取っていただきたい豆皿です。
お気に入りの絵柄をお選びください。
「単品」はオリジナルの紙箱、「5枚組」特別セットは「たまかんセレクト」だけのオリジナル木箱に入れてお届けします。
■楼閣
この楼閣絵画を元に、田原本町のランドマークである「復元楼閣」(唐古・鍵遺跡史跡公園内)が復元されました。縁文様は魔除けの「鋸歯文(きょしもん)」
■鳥装の巫女
生命の再生を表す両手をあげた女性のシャーマン。翼のような袖とくちばしを取り付けたかぶりものを身につけ、大地を踏みしめて立っています。縁文様は「渦巻き文」
■鹿
弥生絵画で最も多く描かれている鹿。身近な存在でありながら、豊作のシンボルともされていた神聖な動物です。縁文様は「木葉文」
■船
環濠のある唐古・鍵遺跡はいわば港町。船を利用して盛んに交易が行われていました。縁文様は「流水文」の前身と思われる「工字文」
■盾(たて)と戈(か)を持つ人
「戈」とは中国大陸から伝わったといわれる武器で「矛(ほこ)」
出品者紹介
作家:藤白 小鈴(ふじしろ こすず)
「日本の歴史や伝統が好きで、特に古代の事物をモチーフにしています」
自らの作品を通じて、日本文化を身近に感じ興味をもってもらいたいと語る藤白さん。
土づくりや釉薬(うわぐすり)の配合にも研究を重ね、古代祭祀道具としても使われていた土器(かわらけ)と似た製法で、独自の世界観を確立しました。
陶芸以外にも、雅楽の龍笛(りゅうてき)奏者としても活動。舞楽に取り組み、書もたしなむなど、多方面で活躍。
≪商品説明≫
素 材:陶器
サイズ:幅約9㎝
高さ約2㎝