三輪素麺の町でがんばっている「よし井」です。神霊巫するお山、大和三輪山の麓
歴史あるこの國にて手延べそうめんは生まれました。
他とは違うそうめんを作ろうと小麦粉の開発からは始め、納得のいく商品ができあがりました。そうめんの細さでありながら、まるで手打ちうどんのような粘りと弾力そして手延独特のなめらかなのど越し。麺匠屋よし井の手延べそうめん自信をもってお届けいたします。
・・・・・・・そうめんのできるまで・・・・・・・
三輪素麺の製造工程は2日程度で行われています。第1日目と第2日目の工程を交互に平行して作業し全行程で約35時間所用します。
①こね始め
ミキサーにて小麦粉と食塩をこねます。
②麺圧機
小麦粉のだんごに圧力をかけ、均一のものにします。
通常3回、当社は4回。 大きなだんごを腕ほどの太さに切り圧力をかけて、細く細く延ばしていきます。
③板圧機
大きなだんごを腕程の太さに切ります。
先程の麺を2本合わせてより細く延ばします。2本あわせることにより麺のコシがよりつよくなります。
もう一度2本合わせにして延ばします。
麺にかかる圧力をさらに強くし麺を細く延ばすと同時に麺の表面が乾かないように食用植物油(綿実油)を薄くぬります。
④自動巻機
油返し⇒細め
こより
⑤掛巻機
こよりした麺を細めながら2本の棒に8の字状に掛けていきます。
⑥小引き
掛け巻きしためん(棒と棒の間隔が20cmの状態)を60cmに延ばします。
⑦分け機
一日前に熟成させておいた麺を一気に背丈ほどに延ばします。
⑧箸入れ
分け作業をした後、旗に干した素麺に箸を入れて互いに付くのを防ぎます。
⑨室内乾燥
室内で乾燥させます。
⑩小割り
乾燥し終わった麺を19cmにカットします。
⑪結束・箱詰め・保管
結束、箱詰め、保管と順次、作業が続きます。
スタッフより
日本での素麺と言えば、奈良三輪素麺、兵庫揖保乃糸、香川小豆島素麺なのですが奈良は発祥の地として素麺、温かいにゅうめんで有名です。細くてもコチが強く独特の歯ごたえのある麺です。煮崩れしにくい特徴もあります。この機会に是非お試しください。ちなみに私は夏でもにゅうめんが好きです。
美味しい素麺レシピ
そうめんde鶏肉フォー
材料(1人分)
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作り方
◇ 下準備
鶏肉は余分な脂肪を取り、厚い部分に切り込みを入れ、厚さを均一にする
① 鶏肉に塩麹とハーブ系ソルトを振り、ジップロックorポリ袋に入れ、熱湯を入れた炊飯器に入れ、重しを置き、保温ON 45分~1時間置く
②(上記〇印の原料)を熱し、もやしを加え沸騰したらスープは完成
③ 規定分数より1分短めに素麺を茹でる
④ 器に水気を切った素麺、1.5㎝幅に切った鶏肉を乗せ、スープともやし、スライスした紫たまねぎ、レモン、ネギを乗せたら完成
豆乳でレモンクリームソースのヘルシーそうめん
材料(1人分)
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作り方
① (A) のオリーブオイル以外の材料を合わせておく
② ルッコラは適当な長さにちぎる
③ そうめんを沸騰したら入れて2分茹で、冷水でよく洗いしめておく
④ フライパンにオリーブオイルを入れて温め①の合わせたスープを加えて、フライパンの淵がふつふつしてきたら火を止めてそうめんをよく絡める
⑤ お皿に盛り、ルッコラと生ハムを乗せて、黒コショウを好きなだけかける
※お好みでパルミジャーノ・レッジャーノやレモンの皮を切ったものとパン粉を散らす